ハメスの優先順位は3番手? 来季ユベントス移籍の噂も評価は“イスコ以下”か

バイエルンのMFハメス【写真:Getty Images】
バイエルンのMFハメス【写真:Getty Images】

今夏の去就が不透明なハメス 移籍先候補にユベントスも最優先はディバラの動向

 バイエルン・ミュンヘンのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは、レアル・マドリードからの期限付き移籍が今季終了までとなるが、いまだに買い取りオプションを行使するか否かの結論は出ていない。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、来季のユベントス行きも取り沙汰されるハメスについて、「優先順位は高くない」とレポートしている。

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 バイエルンは昨季から2シーズンの期限付き移籍でハメスを迎え入れたが、買い取りオプションの行使について結論は出ていない。4200万ユーロ(約53億円)とされる金額の支払いについて、バイエルンのウリ・ヘーネス会長は「監督の希望による」とのコメントを発した。一方で、そのニコ・コバチ監督が来季も続投するかは不透明な状況でもある。

 ハメスの去就問題で常に挙がる移籍先候補がユベントスだ。記事ではユベントスとハメスの関係で前向きなことは、ハメスの代理人であるジョルジュ・メンデス氏が、今季開幕前にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドや同代表DFジョアン・カンセロのユベントス加入を実現させていることで、関係が深まっていることだとした。

 一方で、マイナスの要素は少なくないとしている。まずは、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラがチームに残留するか否かの結論を出すのがユベントスにとっての第一優先事項であること。そして退団となった場合は、ユベントスの獲得優先順位はレアルのスペイン代表MFイスコのほうが高いこと。ハメスのことが考慮されるのは、優先順位で見ると3番目だとしている。

 ただし、記事ではバイエルンとの交渉が不調に終わった場合に、レアルはハメスを次の移籍市場で放出する意向であるとして、欧州を巻き込むドミノ移籍の発端になる可能性があるともした。

 2014年ブラジル・ワールドカップで一躍その名を世界に轟かせたハメスだが、その輝かしい瞬間からはもうすぐ5年が経とうとしている。確かな実力を持つ選手だけに、今夏の動向は欧州の移籍市場での話題の中心となりそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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