ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督がバイエルン・ミュンヘンのペップ・グアルディオラ監督について「彼こそがベスト」と語り、心酔していることを明らかにした。
　「デア・クラシカー」と呼ばれるビッグマッチを控えた記者会見。今季からドルトムントを指揮するトゥヘル監督は直接対決を前にあらためてスペイン人の知将に対する熱い思いを打ち明けた。 
「私はいつだってバルセロナのファンなんだ。ペップが率いたバルセロナが私のベンチマーク（基準）だ」
　このスペイン指揮官は、バルセロナ就任一年目の2008-09シーズンに、いきなりチームを三冠王者へと導いた。その手腕と卓越したリーダーシップで瞬く間に名将の仲間入りを果たしたグアルディオラの実現したカンプノウでの魅惑のサッカーこそ、トゥヘル監督自身の理想であり目標と語っている。