ミラン本田に背水の刺客 大転落の前任10番が狙う復活劇
シャルケと契約残すも構想外
ドイツ・ブンデスリーガのシャルケから戦力外通告を受けているガーナ代表MFケビン・プリンス・ボアテングは、かつて栄光の背番号10を背負ったACミランの練習に参加することが決まった。12月31日までトップチームの練習でプレーした後、シニシャ・ミハイロビッチ監督はボアテングの契約に関して決断を下すことになる。日本代表MF本田圭佑ら現有トップ候補のアピール不足から、背番号10の前任者は「大志が抱ける」と再契約の可能性が高いと地元メディアが報じている。
イタリア地元紙「コリエレ・デロ・スポルトはが「ミラネッロに顔なじみの選手が戻って来る。ボアテングは1月に試合に出場する?」という見出しで報じている。
2012年シーズンを最後にシャルケに移籍していたボアテングは、1日から古巣ミランで練習することが決まった。「12月31日まで一緒に練習する」と公式発表したミラン首脳陣はプリンスの復帰に満足しているという。シャルケとの契約は残っているが、5月から構想外となっているため、シャルケとの契約を破棄すことに問題はないという。
かつての10番が練習生という形での出戻りとなった。昨夏にリバプールに30億円の移籍金で加入し、レンタル料ゼロでお払い箱になる形でミランの復帰した悪童FWマリオ・バロテッリを凌ぐほどの転落劇だが、復活の可能性はあるという。
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