イラン国会副議長、日本戦の乱闘騒動で自国選手を糾弾 「処罰されるべきだ」
アリ・モタハリ氏がインスタグラムで声明 「私たちはサッカーと倫理の両方で敗れた」
イラン代表は28日のアジアカップ準決勝で日本代表と対戦し、0-3で敗れてベスト4で姿を消した。試合の後半アディショナルタイムに乱闘騒動が勃発したなか、イラン国会副議長のアリ・モタハリ氏が自身のインスタグラムを更新。自国選手の行動を糾弾し、「処罰されるべきだ」との声明を発表している。
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試合は0-0で迎えた後半11分、MF南野拓実(ザルツブルク)のクロスからFW大迫勇也(ブレーメン)が頭で合わせて日本が先制。同22分に大迫のPK、後半アディショナルタイムにMF原口元気(ハノーファー)のダメ押し弾でイランは0-3と敗れた。
この試合で大きな注目を浴びたのが、終了間際に起きた乱闘騒動だ。日本のペナルティーエリア手前で笛が吹かれたなか、イラン代表FWサルダル・アズムン(ルビン・カザン)がMF柴崎岳(ヘタフェ)に手を出したのをきっかけに、両軍が入り乱れる騒動へと発展した。
これに対して、「私たちはサッカーと倫理の両方で敗れた」とインスタグラムに記したのがイラン国会副議長のアリ・モタハリ氏だ。また「日本戦の敗北は、我が国のサッカーチームが道徳的にも文化的にもトーナメントの準備ができていなかったことを示した」と記し、次のように続けている。