大会屈指の攻撃力を誇るイランに完封勝利　冨安の貢献に「この青年はサムライ・ブルーの未来だ」

　日本代表は28日、アジアカップ準決勝でイラン代表と対戦し3-0と快勝。2大会ぶりの決勝進出を決めた。衛星放送「FOXスポーツ」アジア版は、完封勝利に貢献した20歳DF冨安健洋（シント＝トロイデン）について「サムライ・ブルーは冨安という新たなリーダーを発見した」と惜しみない賛辞を送っている。

　日本はこの試合で今大会無失点を維持していた堅守イランに対し、先発復帰を果たしたFW大迫勇也（ブレーメン）が2ゴール、MF原口元気（ハノーファー）が1ゴールとアタッカー陣が躍動。その一方で、5試合12得点と大会最多タイの得点数を記録していたイラン攻撃陣を見事に完封した。

　記事では日本が当初、主将のDF吉田麻也（サウサンプトン）とDF槙野智章（浦和レッズ）のセンターバック（CB）コンビを見据えていたと紹介したうえで、「彼らのペアは経験豊富だが、森保監督はシステムを変更するうえで冨安には十分な能力が備わっていると判断した」と綴り、冨安が吉田のパートナーとしてファーストチョイスの立場をつかみ取ったと指摘した。

　さらに「この青年はサムライ・ブルーの未来だ。この20歳がさらに数年ベルギーで経験を積めば、確実にアジア最高のDFの1人となる準備が整うだろう」と太鼓判を押し、冨安のさらなる飛躍に期待を寄せていた。

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