ユナイテッド伝説の“92年組”、“マンU抜き”の「プレミア史上最高のベスト11」を選出

(左から)ギャリー・ネビル、ポール・スコールズ、ライアン・ギグス、ニッキー・バット【写真:Getty Images】
(左から)ギャリー・ネビル、ポール・スコールズ、ライアン・ギグス、ニッキー・バット【写真:Getty Images】

布陣は4-3-3、最終ラインにはテリーとA・コールが満場一致で選出

 イングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドで黄金期を築いた“92年組”が、英衛星放送「スカイ・スポーツ」である企画を実施した。ユナイテッドの“92年組”とは、1992年にトップチームデビューを飾ったアカデミー出身選手たちのこと。元イングランド代表DFギャリー・ネビル、MFニッキー・バット、MFポール・スコールズ、元ウェールズ代表MFライアン・ギグス(現ウェールズ監督)という豪華な顔ぶれが、今回の企画に参加し、「プレミアリーグ史上最高のベストイレブン」を議論して発表した。

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 現役時代、92年組はアレックス・ファーガソン元監督が率いたユナイテッドで、99年に三冠(プレミアリーグ、UEFAチャンピオンズリーグ、FAカップ)を達成するなど、黄金期を築き上げた。そんな魅惑のカルテットが再集結し、プレミアリーグ史上最高のベストイレブンを選出することになったが、“ユナイテッド贔屓”を避けるために、「古巣の選手は抜き」という条件がつけられた。

 守護神に選ばれたのは、元イングランド代表GKデイビッド・シーマンだ。アーセナルとマンチェスター・シティでプレーし、プレミア通算344試合に出場、リーグ制覇2回を果たした。アーセナルでは11シーズンにわたって正GKとしてゴールを守り続けた。

 DFには、元アルゼンチン代表DFパブロ・サバレタ(ウェストハム)、元イングランド代表DFジョン・テリー、ベルギー代表DFヴィンセント・コンパニ(マンチェスター・シティ)、元イングランド代表アシュリー・コール(ダービー・カウンティ)の4選手が並んでいる。

 チェルシーで19年間を過ごし、そのうち13シーズンで主将を務めたテリーは、プレミアリーグ通算492試合出場という実績もあり、全員一致で選出している。また、チェルシーで1回、アーセナルで2回のリーグ優勝を果たし、先日ダービーへの加入が発表されたコールも同様に、スムーズに選出。現役選手からは元シティのサバレタとコンパニも並んだ。

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