覚醒した点取り屋 レバンドフスキがCLでまたもハットトリック、3戦10発の大暴れ

驚異的なゴールラッシュ

 この男の活躍は止まることを知らない――。
 バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキは29日、UEFAチャンピオンズリーグ本拠地ディナモ・ザグレブ戦で22日のヴォルフスブルクとのリーグ戦で見せた5得点の大爆発に続き、またもハットトリックを達成して5-0の勝利に貢献した。これで公式戦ここ3試合で10得点と、驚異的なゴールラッシュを続けている。
 アリアンツ・アレナで繰り広げられた衝撃のゴールショーによって、またも絶好調男が主役の座を射止めた。前半13分にMFダグラス・コスタの強烈なゴールで先制したバイエルンだが、前半21分にレバンドフスキが躍動。DFのトラップミスを見逃さなかったMFチアゴのインターセプトから高速カウンター。最後は、レバンドフスキが右足でゴールを決めた。その4分後にMFゲッツェが華麗なワンツーでチーム3点目を決めると、28分にまたしてもレバンドフスキが歓喜を呼び込む。
 コスタの左CKを右足で豪快にボレーで合わせた。難しいハーフバウンドを正確にミートするという卓越したシュート技術を披露。レバンドフスキはゴールを確信して喜んだが、シュートはポストを直撃。ゴールラインぎりぎりに跳ね返ったために主審は即座に判定を下さず。一時プレー続行となったが、副審に確認後、ゴールと認定された。

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