“冨安弾”の舞台裏、サウジ戦のゴールはいかに生まれたのか 日本の出場4選手が解説

MF柴崎のコーナーキックを頭で合わせ、決勝ゴールを挙げたDF冨安【写真:©AFC】
MF柴崎のコーナーキックを頭で合わせ、決勝ゴールを挙げたDF冨安【写真:©AFC】

狙った場所にピンポイントキックの柴崎 「誰が入ってくるかは、彼らが決めること」

 キッカーの柴崎も「練習していた」と言及。「狙ったポイントを狙えた。練習の成果だと思う」と証言している。その一方で「誰が入ってくるかは、彼ら(中の選手)が決めることだけど、狙った場所に蹴ることができたのは間違いないですね」と明かした。誰がファーサイドに飛び込むかは柴崎も知らず、その時の状況に応じて中の選手が決めていたようだ。

 ニアサイドで相手を引き付け、ファーサイドを“点”で狙う。ピンポイントのキック、ニアサイドの囮、ファーサイドの狙った場所にジャストのタイミングで走りこむ。これらが上手く絡み合い、決勝ゴールは生まれたのだ。一連のシーンについて長友も「かなり練習したし、狙い通りのセットプレー」と胸を張った。

 準々決勝でベトナムと激突し、28日の準決勝はイランと中国の勝者と対戦する。今後、セットプレーも貴重な得点源となるなか、次戦も「狙い通り」のゴールが生まれるだろうか。

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