得点源不在のレアルにオススメ? 「冬の移籍市場で緊急獲得可能なFW」を現地紙紹介
地元紙がロナウドの穴を埋められるストライカー候補を“白い巨人”に提言
2019年のレアル・マドリードは、前半戦の出遅れを挽回するために負けられない戦いが続く。そのなかで懸念事項となっているのは、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現ユベントス)が去って不在となっている得点源の存在だ。スペイン紙「AS」は「冬の移籍市場で緊急獲得可能なFW」を紹介している。
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まず、1人目に紹介されたのはチェルシーのフランス代表FWオリビエ・ジルーだ。昨夏のロシア・ワールドカップ(W杯)で1トップとして優勝の立役者となった一方、所属クラブではマウリツィオ・サッリ監督の信頼を得られずスタメン落ち。なおかつ、アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインのチェルシー加入が秒読みになっている状況で、さらに出番が激減すると思われる。32歳のジルーとは現行の契約期間が2019年6月までとなっていて、移籍金も抑えられるので“狙い目”としている。
続いて2人目は、ASモナコのコロンビア代表FWラダメル・ファルカオだ。長年レアルが獲得を狙ってきたゴールゲッターは、今季21試合消化時点で18試合8ゴールを記録。19位を降格圏に沈むクラブの方針に不満を露わにしている。また、ティエリ・アンリ新監督が若手を積極登用する姿勢を出しているため、クラブは来月で33歳となるファルカオを手放す可能性を臭わせている。
3人目はロコモティフ・モスクワのロシア代表FWフョードル・スモロフが挙げられている。自国開催のW杯メンバーで10番を背負ったスモロフは、ロシア1部リーグで2015-16、2016-17シーズンと2年連続で得点王を獲得。複数ポジションをこなし、レアルのサンティアゴ・ソラーリ監督が標榜するスタイルに合致すると見られている。来月で29歳となるストライカーにとって、初の海外挑戦の場となるのが“白い巨人”かもしれない。