アジア杯3連勝の日本代表にUAE紙が賛辞 先発10人変更も「流れるようなさまを維持」
難敵ウズベキスタンに2-1で逆転勝利 「日本が選手層の厚さを示した」
日本代表は現地時間17日にアジアカップ・グループリーグ第3戦でウズベキスタンと対戦し、FW武藤嘉紀(ニューカッスル)とDF塩谷司(アル・アイン)のゴールで2-1と逆転勝利を収めた。グループ首位通過を決めた日本の戦いぶりを開催地のUAEメディアは「選手層の厚さを示した」などと高く評価している。
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前半40分、ウズベキスタンの鋭いカウンターからFWショムロドフに先制ゴールを許した日本だったが、その3分後に武藤がヘディングで代表では約3年3カ月ぶりとなるゴールを決めて同点。後半13分にはペナルティーエリアの外から塩谷が左足の強烈なミドルシュートを叩き込んで逆転し、2-1で白星を飾った。グループリーグはすべて1点差のゲームをものにし、3連勝で決勝トーナメント進出を果たした。
難敵ウズベキスタン戦での日本のパフォーマンスについて、UAE紙「ザ・ガルフ・トゥデイ」は「日本が選手層の厚さを示した」と報じている。第2戦のオマーン戦(1-0)からFW北川航也(清水エスパルス)を除く先発10人を入れ替えた点に着目し、そのうえで「それでも日本は流れるようなさまを維持していた。前半45分は大半をウズベク陣内で過ごした」と評した。ウズベキスタンの速攻に手を焼く場面も何度かあったが、メンバーを大幅に入れ替えながらも試合を優位に進めていたと判断されている。
選手個々については、とりわけ両サイドアタッカーについては好意的な印象を持たれているようで、「伊東純也は脅威になっていた」「今大会初スタメンの乾貴士は活発だった」とそれぞれ柏レイソルとベティスでプレーするドリブラーの2人が名指しで評価されている。武藤の同点弾を導いたDF室屋成(FC東京)のアシストも「寸分たがわぬ完璧なクロス」と賛辞の対象になった。