長友佑都の助言、22歳若手FWはどう受け止めたのか? 「分かっていますけど…」
第2戦オマーン戦後、長友は北川について言及、若きアタッカーは何を思うのか
日本代表が13日のアジアカップ・グループリーグ第2戦オマーン戦を1-0と勝利した直後、DF長友佑都(ガラタサライ)がFW北川航也(清水エスパルス)の名前を挙げて「自分を出し切れていない、遠慮している」と評した。トレーニングでも2人が話し込む場面が見られたなか、22歳の若きアタッカーは何を思うのか。
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9日の初戦トルクメニスタン戦の後半26分、日本が直前に3-1とリードを広げたなか、MF南野拓実(ザルツブルク)に代わって投入されたのが北川だ。しかし同33分、北川が自陣でボールを奪われ、そこからカウンターを浴びた流れでPKを献上。これで1点を返されるも、3-2で辛くも逃げ切った。
13日の第2戦オマーン戦(1-0)では、エースFW大迫勇也(ブレーメン)が右でん部痛で出場を回避し、北川が先発に抜擢。しかし思うようにシュートを放てないまま、後半11分にFW武藤嘉紀(ニューカッスル)と交代した。オマーン戦後、長友は「大迫の代わりではなく、俺がチームを変えるというくらいの気持ちがほしい。(北川)まだ遠慮してますよね」と指摘している。
その後も長友と言葉を交わし、助言を受けたという北川は、貪欲な姿勢の重要性を理解しながらもチームのために考えることを強調した。
「FWなので、ボールが来ないと仕事ができないと思うし、ボールを要求するのはもちろんそうだし、自分が試合を決める気持ちを持つことも大事だと思う。それでもチームあっての個人だと思っている。みんなと良い関係を築きながらやれればと思う。得点に関わるプレーを貪欲に狙っていきますけど、まずチームが勝つこと。そのために何が必要かを考えてやりたい」