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C・ロナウドも人の子? 「期待を裏切った5つの出来事」を海外メディア選出
自国開催のEURO決勝の敗戦やロシアW杯でのPK失敗などをピックアップ
ユベントスに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドはサッカー界で世界最高の選手の一人であり、これまでクラブと代表で数多くの勝利をチームにもたらしてきた。しかし、彼も人間であることを証明する事例がある。衛星放送「FOXスポーツ」アジア版は、「クリスティアーノ・ロナウドがチームメートの期待を裏切った5つの出来事」を厳選。2004年の欧州選手権(EURO)や12年のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝などが選出されている。
まず最も古い出来事として取り上げられているのが、04年のEURO決勝だ。開催国のポルトガルは、MFルイス・フィーゴやMFデコ、MFマヌエル・ルイ・コスタらのタレントを擁して大会に臨んでいた。当時19歳だったロナウドは、開幕戦でゴールを奪ったもののチームは敗戦。その後、ポルトガルは苦しみながら決勝戦に進んだが、ギリシャとの最終決戦で良いパフォーマンスを見せることができず、0-1で敗れて準優勝に終わった。母国で悲願の初優勝を果たせず、ロナウドはピッチ上で涙に暮れた。
二つ目は11-12シーズンのCL準決勝のバイエルン戦だ。当時レアル・マドリードに所属していたロナウドは、チームの01-02シーズン以来の欧州制覇を目指して準決勝に臨んでいた。第1戦は1-2で敗れたものの、第2戦ではロナウドが2ゴールを挙げてビハインドを取り戻す。最終的にはバイエルンの元オランダ代表MFアリエン・ロッベンのPKで同点に追いつかれ、決着はPK戦に委ねられた。そのPK戦でレアルの1人目のキッカーを務めたロナウドだったが、ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーに防がれて失敗。この失敗が最後まで響き、チームを決勝に導くことができなかった。
その他にはPK戦で敗退を喫した12年のEURO準決勝、リーグ優勝に向けて負けられない一戦でPKを失敗し、引き分けとなってしまった14-15シーズンのバレンシア戦が取り上げられている。