24歳FW南野、日本の“新エース候補”である理由 「入るまでやってやろう」に滲む血気

日本代表MF南野拓実【写真:Getty Images】
日本代表MF南野拓実【写真:Getty Images】

オマーン戦で4度の決定機を逃した南野、言葉の節々に漂わせる次期エースの風格

 日本代表は13日のアジアカップ・グループリーグ第2戦でオマーンに1-0と勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。この試合で4度の決定機を逃したMF南野拓実(ザルツブルク)だが、「別に気持ち的には何も問題ない」と公言。言葉の節々に次期エースの風格を漂わせている。

 初戦のトルクメニスタン戦では現エースのFW大迫勇也(ブレーメン)が強烈な存在感を示した。先制される苦しい展開となるも、後半に連続ゴールを叩き込んで逆転。MF堂安律(フローニンゲン)が追加点を奪い、3-2で逆転勝利を収めている。

 続く第2戦では大迫が右でん部痛で出場を回避。FW北川航也(清水エスパルス)が代役として抜擢されたなか、多くの決定的なチャンスに絡んだのは南野だった。前半8分に相手GKと1対1の場面を迎えるも、これは好セーブに遭う。前半だけで計4度の決定機を迎えたが、いずれも仕留めきれずに終わった。

「前回の試合に比べて攻撃の形が作れていたし、それは良かったと思う。後半、少し相手にボールを長く持たれたところは修正する部分。個人的には、チャンスのところでしっかり決めていけるようにしたい」

 反省の言葉を口にした南野だが、フィニッシュの形には確かな手応えをつかんでいる。「シュートまで、最後のファーストタッチのところも悪い感じはしていない」と明かす。修正すべきはシュートの質だ。

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