24歳FW南野、日本の“新エース候補”である理由 「入るまでやってやろう」に滲む血気

長友もチャレンジ精神を称賛、大迫と並ぶダブルエースの地位を築けるか

「あと少しシュートを浮かせる、キーパーをギリギリまで見るとか、例えばキーパーの股を抜いたりとか、そういうところの余裕が少しなかったのかなと。良い時は何も考えずにそういうところは入っていく」

 次期エース候補たる所以は、折れない心だ。DF長友佑都(ガラタサライ)は「堂安、拓実もそう。(ボールを)欲しい時に要求しますよ。今出してほしかったと要求する。拓実も昨日の試合でミスを続けてもチャレンジしている」と称賛している。南野は自身の決定機逸について、清々しく言い切った。

「自分としては外した部分はあるけど、別に気持ち的には何も問題ないし、入るまでやってやろうと思っているだけ」

 恐れを知らず、ゴールを狙い続ける姿は血気盛んそのもの。しかし、七転八倒の精神こそエースに求められる資質の一つだろう。大黒柱の大迫が負傷を抱えるなか、南野に懸かる期待は大きい。日本を2011年大会以来のアジアカップ優勝へと導く活躍を見せた時、大迫と並ぶダブルエースの地位を築いているはずだ。

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