日本代表、移動面はグループ2位通過が断然有利 それでも“1位突破”を狙う理由は?

2大会ぶりの優勝を目指す日本代表【写真:Getty Images】
2大会ぶりの優勝を目指す日本代表【写真:Getty Images】

1位と2位通過で異なる日程と会場、日程面では“しわ寄せ”のタイミングに大きな違い

 日本代表は13日のアジアカップ・グループリーグ第2戦でオマーンに1-0と勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。現在グループ2位の日本は、17日の第3戦でグループ突破の順位を懸けて1位のウズベキスタンと激突する。1位通過と2位通過で状況が大きく変わるなか、選手たちは一様に1位通過を狙うと宣言した。

 現状を整理しよう。初戦トルクメニスタン戦(3-2)、第2戦オマーン戦(1-0)と連勝の日本は勝ち点6、得失点差+2でグループFの2位。対するウズベキスタンも初戦オマーン(2-1)、第2戦トルクメニスタン戦(4-0)と連勝で勝ち点6、得失点差は日本を上回る+5で首位に立っている。グループFの頂上対決となる第3戦で日本がウズベキスタンに勝利すれば“首位通過”、引き分けか敗戦で“2位通過”という状況だ。

 1位と2位通過で変わるのは、対戦相手もさることながら、試合日と試合会場だ。それぞれのスケジュールは下記のようになっている。

■1位通過の場合(グループE・2位と対戦/カタールorサウジアラビア)
1月21日 ラウンド16 @シャールジャ
1月24日 準々決勝 @ドバイ
1月28日 準決勝 @アル・アイン
2月1日 決勝 @アブダビ

■2位通過の場合(グループB・2位と対戦/オーストラリアorシリアorパレスチナ)
1月21日 ラウンド16 @アル・アイン
1月25日 準々決勝 @アル・アイン
1月29日 準決勝 @アブダビ
2月1日 決勝 @アブダビ

 日程を見ると、1位と2位通過では準々決勝、準決勝の日程が異なる。1位通過では中2日で準々決勝を迎え、その後は決勝まで中3日が2回続く。一方の2位通過では中3日で準々決勝と準決勝、中2日で決勝を迎える。回復の日数が少なければ、当然試合にかかる負担も大きい。その意味で、1位通過では準々決勝、2位通過では決勝にしわ寄せが来ると言えるだろう。

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