日本代表、移動面はグループ2位通過が断然有利 それでも“1位突破”を狙う理由は?

選手たちは“通過順位”をどう捉えているのか 「2位通過で行くと難しくなってくる」

 一方の移動面を見ると、2位通過が断然有利か。1位通過では試合ごとに会場を変える必要があるものの、2位通過では第3戦ウズベキスタンの会場となるアル・アインでそのまま調整可能。その後に勝ち上がっても準決勝、決勝がアブダビで移動負担は最小限と言える。回復期間が限られるだけに移動負担は小さいに越したことはない。

 日程面は一長一短ながら、移動面は2位通過がベターだろう。もっとも、選手たちは1位通過にこだわりを見せる。

「次の試合で勝つことしか考えていない。しっかり戦ったなかでの結果。変に負けにいくとか引き分けにいくとか、そういうことはない」(DF槙野智章/浦和レッズ)

「チームとしての歯車、流れを絶対壊したくない。2位で行くとそういうのは難しくなってくる」(MF青山敏弘/サンフレッチェ広島)

「次の試合も期待してほしい」(MF堂安律/フローニンゲン)

「絶対に負けちゃいけない。ここで負けて行くのと、勝って行くのとでは雰囲気も違う」(FW武藤嘉紀/ニューカッスル)

 3連勝で1位通過を狙う森保ジャパン。決勝トーナメントを見据え、疲労が蓄積している数人を入れ替えそうだが、どのような戦いを披露するのだろうか。

[ftp_del]
>>【PR】元浦和の鈴木啓太氏が2018年Jリーグを総括 DAZNで広がる「観る側の面白さ」
[/ftp_del]

今、あなたにオススメ

トレンド