エイバル乾がスペインデビュー戦で絶妙アシスト 得意のドリブルで観衆湧かす

チームは2点差を追いつかれてドロー

 SDエイバルに今季新加入したFW乾貴士は23日、敵地レバンテ戦に先発で移籍後初出場を果たし、いきなりチーム2点目をアシストする活躍を見せた。
 4-2-3-1システムの左サイドで出場した乾は、1点リードで迎えた後半3分、圧巻のプレーで観衆を湧かせた。
 左サイドでFWボルハ・バストンのスルーパスを受けた乾は、そのままドリブルでボックス内へと侵入する。相手DFトーニョ・ガルシアが足を伸ばしたところを切り返しでかわすと、さらにバランスを崩したトーニョの股を抜いて突破した。相手GKが飛び出してきたところで、冷静に右足アウトサイ ドで中央にパス。走り込んだボルハが、無人のゴールに流し込んで追加点を決めた。
 乾は後半27分に途中交代。最終的にチームは2点差を追いつかれ、2-2の勝ち点1獲得に留まった。
 試合後、乾はTwitterで「デビューはできたが、悔しさが残る」と白星を飾れなかったことに反省の弁を述べた。しかし、デビュー戦で魅せた絶妙なアシストは、監督やサポーターに強烈なインパクトを残したはずだ。エイバルは次節、ホームにセルタを迎える。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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