日本代表、アジア杯初戦で苦戦の原因 緊張? 審判? 暑さ? 第1戦や大会の難しさ?

最終ラインを統率していたDF吉田麻也【写真:AP】
最終ラインを統率していたDF吉田麻也【写真:AP】

最終ライン統率の吉田 「審判を意識しすぎて強く行かないようにしたのが裏目に出た」

 そのなかで審判の存在を挙げたのが、最終ラインを統率したDF吉田麻也(サウサンプトン)だった。球際などの競り合いを含め、審判がどのような判定を下す傾向にあるのかを意識しすぎたという。

「少しナイーブに入りすぎたし、審判を意識しすぎて強く行かないようにしたのが裏目に出た。後半も慣れてきて、審判もどっちにもそれほど笛を吹かない感じになった。それを上手くコントロールするのもアジアでの難しさ」

 ここまで上がっている原因“候補”は、いずれも日本だけでなく、トルクメニスタンにも当てはまるものだ。それをもって苦戦とは言い切れないものがある。では真の原因はどこにあるのか。

 長友は「綺麗なサッカー、前半のサッカーだけでは勝てなかった」と分析し、「後ろのボールの動かしや前の選手のゴールに向かう部分も、少しバージョンを変えることも必要」と課題を挙げている。前半の内容に触れたのは原口も同様だ。「前半上手くいかなかった部分として、やりたいサッカーに固執し過ぎたと思う」と口にした。

 吉田が挙げたのは立ち上がりの不安定さとミスの多発だ。「入りが悪く、ミスがたくさん起こり、素晴らしいゴールではあったけど失点してから自分たちで試合を難しくした」と反省の言葉を残している。

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