伝説の闘将が驚き発言 ショーを襲ったタックルは「素晴らしいチャレンジ」

独自の見解

 マンチェスター・ユナイテッドのOBで現役時代、闘将と呼ばれたロイ・キーン氏が驚きの発言を残している。イングランド代表DFルーク・ショーは、UEFAチャンピオンズリーグ1次リーグPSV戦で相手メキシコ代表DFエクトル・モレノの激しいタックルを受けて右足骨折の重傷を負った。だが、意外にもキーン氏は、それを「素晴らしいチャレンジ」と称賛していると、地元紙「デイリー・メイル」などが報じた。
 地元テレビ局「ITV」に登場したかつての闘将は、ショーが重傷を負ったタックルについて「あれは素晴らしいチャレンジだったと私は思う。私はフットボールのフィジカルな 部分を愛している」と語った。現役時代にフィジカルコンタクトを辞さないプレースタイルで赤い悪魔の中盤に君臨した。かつての闘将は、モレノのタックルが正当だった主張。オランダ人指揮官との意見とは相いれるものではなかった。
 ルイス・ファン・ハール監督はショーのキャリアを脅かしかねないモレノのタックルについて、「悪いタックルだ。悪質なタックルだった」と批判していた。
 「選手の反応で常に理解できる。あの瞬間、ユナイテッドの選手は誰も(反応していなかった)。タックルに最も近くいるのは彼らで、最高の判断ができる。反応が度を超えていると悪いチャレンジということになる。選手があのスピードで突進して、ああいう守備が起こると、けがが起こるもの」と語り 、現役時代に独自のスタイルを貫いた男らしい発言を残していた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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