マンU副会長、超大型補強は見直し 来夏は「普通の数字に戻る」と証言

安定的なチーム強化へ

 2年連続で超大型補強を敢行したマンチェスター・ユナイテッドは、来年1月以降、移籍市場での巨額投資を控える方針であることが明らかになった。エド・ウッドワード副会長が明らかにしたもので、ESPNが報じている。
 ユナイテッドは17日、昨年比4000万ポンド(約74億円)の減収を発表した。昨年夏には1億5000万ポンド(約280億円)を、今夏には1億ポンド(約186億円)を補強費としてそれぞれ投入した。
 ウッドワード副会長は「我々は過去2度の夏の移籍市場で巨額の収入と支出があった。我々はもっと控えめな金額に慣れていた。もしかすると、我々はもっと普通の 数字の支出に戻っていくだろう」と語った。
ユナイテッドは昨季の人件費は2億300万ポンド(約376億円)だったが、今季は欧州CL出場に対する選手の成果報酬などにより人件費は上昇する見込みとなっている。巨額補強を封印し、赤い悪魔はさらに安定したチーム強化を進めることになる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング