森保Jのエース候補・南野、「一番充実した」2018年で“良い思い出”に挙げた出来事は?

日本代表MF南野拓実【写真:Getty Images】
日本代表MF南野拓実【写真:Getty Images】

3年ぶりの代表復帰、A代表3戦連発など、「サッカー人生で一番充実した1年」と評価

 森保一監督率いる日本代表は30日まで国内合宿を行い、その後アジアカップが行われるUAEへ渡る。2011年大会以来となるアジア王者のタイトル奪還に向けて、MF南野拓実(ザルツブルク)はキープレーヤーの1人に挙げられるが、23歳のアタッカーにとって2018年はどのような1年だったか。3年ぶりの代表復帰、A代表3戦連発、UEFAヨーロッパリーグ(EL)でのハットトリック……。南野は「自分のサッカー人生の中で一番充実した1年だった」と胸を張った。

 オーストリア5年目を迎えた南野は、ロシア・ワールドカップ(W杯)後に就任した森保監督の初陣となる9月シリーズで約3年ぶりに代表復帰。コスタリカ戦(3-0)でA代表通算3試合目にして初ゴールを決めると、10月のパナマ戦(3-0)とウルグアイ戦(4-3)でも得点を奪い、3戦連続ゴールと瞬く間に新エース候補に名乗りを挙げた。

 クラブシーンでも、ポジションが約束されない厳しい競争のなかで、現地時間11月8日のELグループステージ第4節のローゼンボリ戦(5-2)でハットトリックを達成。12月2日のリーグ第16節ラインドルフ・アルタッハ戦(1-0)では後方からのロングフィードを絶妙なタイミングで右足を合わせ、鮮やかなボレーを突き刺してチームを勝利に導くなど存在感を示している。

 2015年に20歳でA代表デビューし、2016年にはリオデジャネイロ五輪の日本代表メンバーに選出されたが、その後3年間は代表から遠ざかる苦しい時期を過ごした。それだけに、南野自身も2018年の経験には手ごたえを感じているようだ。

「2018年前半(2017-18シーズン)はヨーロッパリーグで準決勝まで行って、自分にとって良い経験になりました。後半(2018-19シーズン)は代表とチームを両立するなかで、怪我なくここまでやってこれた。今までの自分のサッカー人生の中で一番充実した1年だったと思います」

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