独代表DFフンメルス、バイエルン退団希望の報道を代理人が完全否定 「古典的なデマ」
代理人がロンドンで移籍の可能性を探っていたと伝えられたなか、コジッケ氏は断固否定
バイエルンのドイツ代表DFマッツ・フンメルスは退団を要求しているという噂が流れたが、代理人は移籍する可能性はないと誤報を主張した。
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ドイツ紙「ビルト」は、バイエルンがRBライプツィヒに1-0で勝利した現地時間19日夜、フンメルスが今冬にも国外移籍を考えていると報道。ニコ・コバチ監督の下で出場機会を失い、不満を溜めているセンターバックにはチェルシーとトットナムがすでに手を伸ばしているとし、代理人のマルク・コジッケ氏もロンドンに出張してフンメルス移籍の可能性を探っていたと伝えていた。
しかし、コジッケ氏はドイツ放送局「Sport1」に対し、「その報道は古典的なデマだ」と断言。移籍のニュースを「断固として」否定すると述べた。ただし、同局によれば、コジッケ氏はフンメルスの商業面でのプロジェクトを担当しており、移籍などの交渉には正式には関わっていない。コジッケ氏とフンメルスは親しい仲ではあるものの、キャリア構築については父親のヘアマン氏が担当している。
すでにバイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOは「我々はすでに話し合った。彼(フンメルス)は後半戦もバイエルンでプレーすることが決まっている」と否定。ハサン・サリハミジッチSDも、話し合いは「上手くいった」とし、「彼はここで居心地良く感じており、ここに残る」と明言している。
当のフンメルスは20日の午後、ツイッターに「バイエルンでの100試合出場と、昨夜の大勝利」と力こぶの絵文字を交えて綴り、「これからももっと!」と投稿。移籍の噂に直接言及しなかったが、今冬のバイエルン退団はないと匂わせるような言葉を残している。
(FOOTBALL ZONE編集部)