「バイエルンは僕にとっての贈り物」 コロンビア代表MFハメス、監督との不和を否定
母国で記者会見に臨み、「コバチ監督の下、全てが順調にいっている」と主張
バイエルンのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは、今季出場機会が半減し、不満を抱いているとされてきた。しかし、本人はニコ・コバチ監督との間に不和はないと明言した。ドイツメディア「sport.de」が現地時間21日に伝えている。
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2017年に2年間の期限付き移籍でレアル・マドリードからバイエルンに加入したハメスは、1年目こそ主力として活躍したものの、コバチ新監督の下では出場機会が減少。左膝靭帯損傷で戦列を離れるまで、リーグ戦で先発出場5試合にとどまっており、指揮官に対して不満を溜めていると報じられてきた。
怪我のため一足先に休暇に入ったハメスは、母国コロンビアの首都ボゴタで記者会見を実施。「コバチ監督の下、全てが順調にいっている。バイエルンは良いチームと健全な集団から成るクラブだ」と切り出し、「彼とともに全てが順調に回っている」と、コバチ監督がチームを上手く率いていると強調した。
ハメスのレンタル期間は今季限りで終了のため、バイエルンが買い取りオプションを行使するのか、それともレアルへ復帰となるのかが注目されている。ドイツ誌「キッカー」は11月、バイエルンがオプションを行使して完全移籍させる見込みは少ないと伝えていた。
ハメスは「新たな監督の下、僕はあまり長い時間出場できていない」と今季の状況に言及している。
「プレーができないから出ていかなくてはならないと言うなら、出ていくことになるだろう。バイエルン・ミュンヘンは僕にとっての贈り物。まだ6月まで契約がある。居心地良く感じているし、落ち着いている。今後については6月に考えることになる。今はバイエルンのことだけを考えている」
年内は欠場することになり、「年明けを心から楽しみにしている」と後半戦での復帰に照準を絞るハメス。今季限りでバイエルンでの姿は見納めになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)