バロテッリ復活の鍵はハリルジャパンと同じ!? ミハイロビッチ監督が悪童の肉体改造の過程を暴露

「体重は2・5キロ落としたが、体脂肪が問題だ」

  ACミランのイタリア代表FWマリオ・バロテッリがリバプールから1年間の期限付き移籍で復帰後、順調なダイエットを続けているものの体脂肪に問題があることが明らかになった。
 インテルとのミランダービー前日会見に主将のリカルド・モントリーボとMFナイジェル・デヨングと出席したシニシャ・ミハイロビッチ監督には「この10日間のバロテッリはどうですか?」と質問を受けた。
「体重は85キロだ。体重よりも体脂肪が問題だ。体重は2・5キロ落とした」
  ミハイロビッチ監督はリバプール昨季リーグ戦1得点の不振で戦力外となった悪童ストライカーの肉体改造の過程を暴露した。 3日のマントヴァとの練習試合で1得点1アシストなどの活躍を見せたバロテッリについて、「3キロオーバー」と語っていたが、移籍後から体重は2・5キロ減少していることを明かす一方で、鬼軍曹は日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督が常々代表選手に突きつけている体脂肪の低下を問題児に求めていることが明らかになった。体脂肪率を落とすことが、イタリアサッカー界の希望の星復活のバロメーターのようだ
 「今練習している。ポジティブだし元気だ」とバロテッリの改心と肉体改造を評価するミハイロビッチ監督だけに、ミランダービーで今季公式戦初出場もあるかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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