「メッシに敵なし」 欧州主要リーグ唯一の得点&アシスト二桁到達にスペイン紙も脱帽
レバンテ戦で3ゴール2アシストと全5得点に絡み、2018年は計50ゴールをマーク
やはりバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは“無敵”なのだろうか――。現地時間16日に行われたリーガ・エスパニョーラ第15節レバンテ戦で3ゴール2アシストをマークし、5-0の大勝のゴールに全て絡む離れ業をやってのけた。スペイン紙「マルカ」によると、数字で見てもその突出度は図抜けており、「メッシに敵なし」という見出しをつけるほどだ。
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バルサはレバンテ戦の前半に決定機を何度か許したが、前半35分にメッシがドリブル突破から背中に目がついているかのようなラストパスでウルグアイ代表FWルイス・スアレスの先制ゴールをアシスト。その後は前半43分、後半2分、同15分と当たり前のようにハットトリックを達成し、最後は後半43分に攻撃参加したスペイン代表DFジェラール・ピケにお膳立てし、ゴールショーを締めくくった。
まさに独壇場となったメッシだが、この日のハットトリックによってメッシが2018年に決めたゴール数が50(バルセロナ46点、アルゼンチン代表4点)となった。50ゴール到達は過去9シーズンで8度目というのはあまりに凄まじい大記録だが、今季もこれで14ゴール。欧州5大リーグで見てもフランス代表FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)、ポーランド代表FWクリシュトフ・ピアテク(ジェノア)らの12ゴール、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)、スアレスらの11ゴールを突き放した。
メッシが光るのはパスセンスもだ。今季リーガでのアシスト数はすでに10。同紙調べでは欧州主要リーグでゴールとアシストがともに二桁に到達したのはもちろん、メッシのみだ。2018-19シーズンも相変わらず決定機に絡み続けていることが分かる。
今年のバロンドールでメッシは5位に終わり、バルサのエルネスト・バルベルデ監督が不服の声を挙げたことが話題になった。2019年もこれだけの結果を見せ続けタイトルに導けば、来年のバロンドール本命の座に戻ることは間違いないだろう。