ルーニーの言葉は理解不能!? ファン・ハール監督が明かす

ルーニーの強烈なリバプール訛り

 マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督が信頼を寄せる主将、イングランド代表FWウェイン・ルーニーのリバプール訛りの英語を理解できていないことを告白した。英地元紙「デイリー・ミラー」が報じている。
 厳格な規律を重んじるあまりに複数のベテラン選手との練習場での対立が明らかになったオランダ人指揮官だが、ルーニーに対する信頼は絶大だという。ルイス・フィーゴ、ロナルド・デブール、フィリップ・ラーム、バスティアン・シュバインシュタイガーというバイエルン、バルセロナ、アヤックス時代の偉大なキャプテンと比肩するほどの「最高のキャプテン」と認めている。
 だが、実際は何を言っているのはオランダ人には理解が困難だと認めている。母国オランダのテレビ局の取材で、イングランド代表史上最高の50得点を決めたルーニーのリバプール訛りの強烈さをこう語っている。
「自分が話をするときには、つとめて明瞭に話すが、横にウェイン・ルーニーがいたとしよう。彼に話しかけたとして、ウェイン・ルーニーの言うことが理解できると思うか?何を話しているのかさっぱり理解できないはずだ」
 英国外の人間にとっては理解不能なほどの強烈な訛りのルーニーだが、オランダ人指揮官と心と心で会話を重ねているのかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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