PSG、ラビオの“無償流出”回避へ高額年俸を用意 看板3トップに次ぐ15.6億円の好条件
ユーベやバルサ、バイエルン、アーセナルなどビッグクラブが交渉解禁日を待ち望む
フランスの強豪パリ・サンジェルマン(PSG)が、今季限りで契約が切れるフランス代表MFアドリアン・ラビオを引き留めるため、高額年俸での契約延長を諦めていないという。フランス紙「レキップ」が報じている。
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ラビオは2019年6月で契約満了となるため、1月になれば来季の“ゼロ円移籍”を前提に国内外の他クラブと交渉することができる。すでにユベントスやバルセロナ、バイエルン、アーセナルといったビッグクラブが、その解禁日を待ちかねているというのがこれまでの流れだ。
しかし、PSGのナセル・アル・ヘライフィー会長は今でもゼロ円でのラビオ流出は耐え難いという方針を変えていないという。そのため、残り3週間ほどで契約延長にサインをさせるために好条件を用意するようだ。
それが年俸1200万ユーロ(約15億6000万円)という高額年俸だという。これは、ブラジル代表FWネイマール、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ、フランス代表FWキリアン・ムバッペの看板3トップに次ぐチーム4番目になる好条件で、なんとしても欧州のライバルチームにゼロ円で譲り渡さない構えを見せているとした。
この記事を報じたレキップ紙とPSGは現在、対立関係にあり、先日にはPSGがレキップ紙を「フェイクニュース・メディア」と称したことも話題になった。果たして、欧州のトップクラブによる争奪戦が目前に迫っているラビオは、どのような決断を下すのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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