堂安律は“知られざる逸材”と仏誌注目 「オランダに留まるべきでない」と飛躍に期待
若手版バロンドール「コパ賞」の最終候補10人に入り注目度アップ
フローニンゲンの日本代表MF堂安律は加入2年目の今シーズン、エールディビジでチームトップタイとなる4ゴールを挙げるなど、個の力をしっかりと発揮している。昨季の活躍が認められ「フランス・フットボール」誌が新設した若手版バロンドールの「コパ賞」の最終候補10人に挙がったが、注目度は他メディアにも徐々に広がっているようだ。フランスのサッカー専門誌「SO FOOT」は、「リツ・ドウアンは昇る太陽か、それとも流星か?」とのタイトルで堂安について紹介している。
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記事では「2018年のコパ賞のトロフィーリストの一番下にあった、知られざる選手だ」と記し、堂安が10月のウルグアイ戦で絶妙なファーストタッチから叩き込んだA代表初ゴールについて触れている。また日本国内で浸透しているとは言えないが、「国内では“マラドーアン”の愛称で知られている」とも記し、「スコアラーかつハードワークできるドリブラーとして、20歳ながら右サイドのレギュラーを獲得している」とプレースタイルを紹介している。
堂安のキャリアについても詳しく触れられており、2015年にAFCチャンピオンズリーグで16歳にして公式戦デビューしたこと、2017年のU-20ワールドカップで3ゴールを奪ったこと、そしてその夏に「その才能を考えると小さすぎる国を旅立ち、スーツケースとともにヨーロッパへと旅立った」と紹介している。
昨季加入1シーズン目で29試合9ゴール4アシストの成績を残したことで、アヤックス、PSV、フェイエノールトというオランダ名門の注目を集めていること、またイングランドの強豪マンチェスター・シティも興味を示す存在だと伝えており、堂安に対する同誌の期待値は高い。