英2部GK、衝撃の“トンネル失点”に海外騒然 「年間凡ミス大賞」「2018年ワーストGK」

プレストン・ノースエンドのGKラッド【写真:Getty Images】
プレストン・ノースエンドのGKラッド【写真:Getty Images】

プレストンGKラッドが正面に飛んできたボールをキャッチミスしてまさかの先制点献上

 イングランド2部のチャンピオンシップ第20節で衝撃の凡ミスが生まれた。約30メートルの距離から放たれた力ないロングボールをプレストン・ノースエンドのGKが痛恨のトンネルで失点。チームも0-3で敗れ、海外メディアも「年間凡ミス大賞」「悪しきイングランド人GKの伝説となった」と報じている。

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 スコアレスで前半を折り返した試合は、後半開始早々に思わぬ形でスコアが動く。ホームのバーミンガムは敵陣でボールを拾い、オランダ人MFマイケル・キーフテンベルトが前線のFW目がけて低弾道のフィードを送ったが、わずかに高くなって合わず。ボールはペナルティーエリア内でバウンドし、プレストンGKのデクラン・ラッドの真正面に向かった。

 身長191センチのラッドが腰を下ろして難なくキャッチ……かと思われた瞬間、手をすり抜けたボールは股下を通って自軍ゴールへ。ネットを揺らした瞬間、ラッドは両手で頭を抱えて呆然と立ち尽くした。

 ニュージーランド紙「ニュージーランド・ヘラルド」は、「年間凡ミス大賞」と特集。「デクラン・ラッドは『年間凡ミス大賞』のプレーを生み出した。バーミンガムのマイケル・キーフテンベルトからの“パス”に対して完全に目測を誤り、股の下にボールを通過させてネットに入れてしまった。キーフテンベルトも何が起こったのか分からなかった」と衝撃の展開を報じている。

 また、英スポーツメディア「スポーツ・バイブル」が「プレストンのラッドは35ヤードから股を抜かれた2018年ワーストGK」と伝えれば、フランス紙「20minutes」も「美しきヘマ。デクラン・ラッドは悪しきイングランド人GKの伝説となった」と記した。

 凡ミスで先制点を献上したうえに、試合も3失点で大敗。年代別のイングランド代表を経験してきたラッドにとっては、残酷な1日となった。

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