森保ジャパン「2018年総括」 全5試合・出場30人…5項目ランキング化、4部門1位は?

日本代表の“顔”となっている2列目の三銃士――なかでも存在感を放つ南野

 そんな森保ジャパンを「出場時間」「出場試合数」「シュート数」「ゴール数」「アシスト数」の5項目でランキング化。チームの骨格を成す選手が浮かび上がった。

 今や日本代表の“顔”となっているのは、2列目の三銃士――中島翔哉、南野拓実、堂安律だが、なかでも圧倒的な存在感を放っているのが4部門で1位に輝いた南野だ。出場時間数は最長の341分、全5試合に出場、最多のシュート15本、最多の4ゴール。新体制下で全試合に出場しているのは南野と堂安のみで、指揮官が二人を重宝しているのが分かる。

 またバヒド・ハリルホジッチ元監督の下で台頭した中島も、最多の2アシスト、2位のシュート12本と「背番号10」にふさわしい活躍を披露。指揮官の期待を物語るように、出場時間は8位(248分)、出場数は3位タイの4試合と上位に食い込んでいる。

 また、出場数では3位タイのMF遠藤航(270分)の起用も顕著だ。森保体制ではボランチで継続起用されており、柴崎岳や青山敏弘らとの組み合わせもチェック。チームの中枢に据えようとする動きが窺える。ロシアW杯の主力組では、大迫が最多の出場時間を誇り、3位タイの4試合出場、3位タイのシュート8本、2位タイの2ゴールと結果を残す。その数字以上にポストプレーは秀逸で、チームに不可欠な存在となっている。

 新体制で5試合を終えて、チームの骨格を成す選手は定まった。いまだ起用していない実力者も少なくないが、各部門で上位に並んだ選手たちが“主力”としてアジアカップを戦うことになりそうだ。

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