「本田のAリーグ」 開幕4戦連続の得点関与に豪州脱帽「彼にとっては簡単すぎる」

メルボルン・ビクトリーのMF本田圭佑【写真:Getty Images】
メルボルン・ビクトリーのMF本田圭佑【写真:Getty Images】

セントラル・コースト・マリナーズ戦で先制点を挙げてゴールラッシュの口火

 メルボルン・ビクトリーのMF本田圭佑は11日、リーグ第4節のセントラル・コースト・マリナーズ戦で先制ゴールを挙げ、4-1の勝利に大きく貢献した。ここまでチーム総得点(8)の半分以上(2得点3アシスト)に絡む大活躍に、オーストラリアメディアも「ホンダのAリーグ」とその席巻ぶりを称えている。

 前節のニューカッスル・ジェッツ戦(1-0)で今季初勝利を挙げたメルボルン・Vは、序盤から主導権を握った。本田に見せ場が訪れたのは前半30分。敵陣深くで最終ラインのボール回しをカットすると、そのままペナルティーエリア内に侵入。相手GKベン・ケネディの横を抜く強烈なシュートをゴール左隅に突き刺し、先制点を挙げた。

 本田の今季2点目で勢いに乗り、その後オーストラリア代表MFジェームズ・トロイージ、DFコーリー・ブラウン、MFジョシュ・ホープがゴールを奪取。後半40分、本田が右サイドからのFKをゴール前のドイツ人DFゲオルク・ニーダーマイアーにピンポイントで合わせたシーンは、シュートが右ポストを直撃して得点にはならなかったが、メルボルン・Vは敵地で4-1と快勝して、今季初となる連勝を飾った。

 オーストラリアのサッカー情報サイト「The World Game SBS」は、本田のゴール動画とともに「ホンダがマリナーズの守備を罰する」とレポート。さらに、「我々がAリーグ第4節で学んだ5つのこと」というテーマでは、「ホンダのAリーグ」と題して圧巻の活躍を見せる日本人アタッカーを称えている。

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