アルカセルは「ドルトムントのヒーロー」 “必殺仕事人”の得点王が特筆すべき勝負強さ
バイエルン戦で決勝弾を記録し、早くも今季公式戦9ゴール目
ドルトムントのスペイン代表FWパコ・アルカセルの勢いが止まらない。現地時間10日に行われたブンデスリーガ第11節のバイエルン戦(3-2)で決勝点を挙げ、チームを勝利に導いた。その勝負強さは圧巻の一言で、今季公式戦8試合で決めた9得点のうち7得点は途中出場から決めたもの。相手チームにとってはこれほど脅威を感じるジョーカーもそうはいないだろう。
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アルカセルは今夏、出番の限られていたバルセロナからドルトムントへと期限付き移籍。すぐさまチームにフィットし、スペイン代表にも復帰を果たすなど順風満帆な日々を過ごす。
自慢の決定力に磨きがかかり、ブンデスリーガでは6試合で8得点。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも2試合で1得点を決めている。
アルカセルの出場記録は以下の通りだ。
<ブンデスリーガ>
【対戦相手(スコア)/アルカセルの得点時間/出場時間 ※はスタメン出場】
第2節 フランクフルト(3-1)/88分(3点目)/23分間
第6節 レバークーゼン(4-2)/85分(3点目)、90+4分(4点目)/27分間
第7節 アウクスブルク(4-3)/62分(1点目)、80分(2点目)、90+6分(4点目) /31分間
第8節 シュツットガルト(4-0)/25分(3点目)/45分間 ※
第10節 ヴォルフスブルク(1-0)/ノーゴール/78分間 ※
第11節 バイエルン(3-2)/73分(3点目)/31分間
<CL>
第2節 ASモナコ(3-0)/72分(2点目)/90分間 ※
第4節 アトレチコ(0-2)/ノーゴール/75分間 ※
前述したように、公式戦9得点のうち、先発出場で決めたのは2得点のみで、あとは全て途中出場からマーク。第7節のアウクスブルク戦(4-3)ではわずか後半途中からピッチに立ち、31分間の出場でハットトリックという離れ業も成し遂げている。