バイエルンDFフンメルス、風邪悪化で凡ミス連発に落胆 「自分自身に腹を立てている」
ドルトムントとの大一番で2度の重大なボールロストを犯し、悪夢の途中交代&敗戦
バイエルンのドイツ代表DFマッツ・フンメルスは現地時間10日のドルトムント戦(2-3)で簡単なボールロストでピンチを招き、イングランド代表MFジェイドン・サンチョにはスピード置き去りにされるなど不安定さを露呈し、後半20分にはまさかの途中交代となった。前日に引いた風邪の影響で体調が優れないなかでのプレーとなり、試合後には「自分自身に腹を立てている」と落胆した様子で語った。
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フンメルスは前半かららしくないプレーを連発した。前半10分にはハーフウェイライン付近でこぼれ球に対する判断を誤り、ロイスにボールを奪われて独走を許した。ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーの攻守で失点は免れたが、決定的なピンチを招いた。
さらに前半17分にもフンメルスは再びピッチ中央で簡単にボールをロスト。その後もサンチョのドリブルスピードについていけず、置き去りにされてゴール前までボールを運ばれた。味方のカバーに救われ、直接失点に絡むことはなかったが、大一番で2度の重大なミスを犯した。
フンメルスは後半20分、23歳のドイツ代表DFニクラス・ズーレと途中交代。バイエルンは2-3で敗れるなど、フンメルスにとっては泣き面に蜂の一戦となった。
フンメルスは衛星放送「スカイ・スポーツ」のインタビューに対し、前日に風邪を引いたなかでのプレーだったことを明かした。試合前にはプレーできる状態だったが、どうやら試合中に悪化してしまったようだ。「遅くともハーフタイムには監督に言うべきだった。自分自身に腹を立てている」と反省の弁を述べていた。
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