W杯100周年記念大会の行方は? 2030年大会に東欧4カ国が共同開催で立候補

100周年記念大会は、東欧4カ国が共同開催で立候補することが決まったようだ【写真:Getty Images】
100周年記念大会は、東欧4カ国が共同開催で立候補することが決まったようだ【写真:Getty Images】

ギリシャを中心に、セルビア、ルーマニア、ブルガリアが協力する形で開催を目指す

 サッカー界における最大のビッグトーナメントであるワールドカップ(W杯)は、1930年にウルグアイで開催されたのが第1回にあたる。今回、100周年となる記念大会に東欧4カ国が共同開催で立候補することが決まったという。イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。

 この2030年W杯への立候補の中心はギリシャで、そこにセルビア、ルーマニア、ブルガリアの3カ国が協力する形での開催を目指すという。48チームでの開催が確実になっている2026年は北中米3カ国開催が決定しているが、試合数の増加に伴い1カ国での開催が厳しくなっている現状が浮き彫りになっている。

 いずれにせよ、この4カ国では開催を実現するためにはスタジアムの改修などインフラの整備に巨額の投資が必要だと指摘されている。そして記事によれば、開催の招致に失敗した場合は2年前になる28年の欧州選手権へとスライドする可能性があるようだ。

 どの国にとっても実現すればW杯は初開催となる。開催大陸の流れからは欧州かアフリカでの開催が有力とされる大会だが、100周年の記念大会を開催する権利は東欧に訪れるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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