今季初クラシコはバルサがレアルに5-1で圧勝 L・スアレスがハットトリック達成

レアルは後半からシステム変更で反撃を試みるも、バルサのゴール攻勢に力尽きる

 45分間いいところなしだったレアル。後半開始時点からDFヴァランに代えてスペイン代表FWルーカス・バスケスを投入。フレン・ロペテギ監督はブラジル代表MFカゼミーロを最終ラインに配置する3-5-2のシステム変更を講じた。

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 すると後半5分、さっそく効果が表れる。ボールを幅広く展開して右サイドを崩すと、スペイン代表MFイスコの折り返しに対して最後は左ウイングバックに上がったブラジル代表DFマルセロがゴールに流し込んで2-1と1点差にした。その5分後には高い位置でボール奪取し、ウェールズ代表FWベイルがポスト直撃のシュートを放つなど、前半とは正反対の様相になった。

 その後は両クラブが決定機を迎えるなど一進一退の攻防が続く。その中で大事な次の1点を奪ったのはバルサの9番だった。カウンターからスペイン代表MFセルジ・ロベルトがゴール前にショートクロスを送ると、ペナルティーエリアに差し掛かった位置ながらヘディングシュート。強靭な首から放たれた一撃は再びクルトワの伸ばした手をすり抜けゴール右隅へ。3-1とバルサが再び突き放した。

 そして、その4分後にはロングボールをセルジ・ロベルトがしぶとくつなぎ、それに抜け出したスアレスがチップショットでこの日3点目。同41分にはフランス代表FWウスマン・デンベレからのクロスをチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルのヘディングで勝負あり。バルサは9万人以上が詰めかけた聖地カンプ・ノウで勝ち点3確保に成功した。

 一方で公式戦での不調で解任説が渦巻くロペテギ監督は自らの采配で流れを引き戻しつつあったものの、プライドを完全にへし折られる結果に。それも頼りのマルセロが負傷退場するなど、さらに窮地に陥った。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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