U-19日本代表、アジア選手権第2戦タイに3-1勝利 グループ1位で準々決勝進出が決定

2試合連続ゴールを決めたFW斉藤光毅(左)【写真:ⒸAFC】
2試合連続ゴールを決めたFW斉藤光毅(左)【写真:ⒸAFC】

FW宮代とFW斉藤が2戦連続ゴール 前半のうちに3点を奪い後半1失点に抑えて勝利

 来年ポーランドで開催されるU-20ワールドカップ(W杯)の出場権を懸けたU-19アジア選手権に参戦中のU-19日本代表は、22日のグループリーグ第2戦でタイと対戦。日本は前半のうちに3点を奪うと、後半は1失点に抑えて3-1と勝利し、1試合を残して準々決勝進出を決めた。

 日本は初戦の北朝鮮戦(5-2)で決勝ゴールのFW久保建英をベンチスタートにするなど、多くのスタメンを入れ替えた。そうしたなかでも、初戦で途中出場からゴールを決めた10番MF安部裕葵を中心にリズムの良い攻撃を繰り返した。

 そのなかで先制ゴールを挙げたのは、安部と同じく初戦で途中出場弾のFW宮代大聖だった。前半27分、左サイドから安部が縦に切り込んで入れたクロスに反応した宮代が流し込み、先制点を奪った。同42分、安部が左サイドから中央に切り込みながら出したスルーパスを受けたFW斉藤光毅がゴール。さらに前半終了間際には宮代がFKを沈めてこの日2ゴール目をマークし、日本が3-0とリードしたまま前半を終えた。

 後半に入っても攻撃的に立ち上がった日本だったが同9分、タイの最終ラインからのロングボール1本で背後を取られ、そこからつながれたパスを蹴り込まれて1点を返された。さらに同11分には、アーリークロスでまたしても背後に抜け出される大ピンチ。しかし、これはGK谷晃生が1対1で放たれたシュートを体に当て、ゴール方向に転がるボールもDF橋岡大樹がカバーして事なきを得た。

 前半よりもタイに攻め込まれる形になったが、日本は次第に落ち着きを取り戻して試合を落ち着かせた。前半のゴールラッシュのような迫力溢れるプレーは減ったものの、全体的にはタイ陣内でゲームを進めた日本は、2点差をキープして勝利。2連勝でグループ1位通過での準々決勝進出を決め、第3戦のイラク戦を迎える。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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