史上最悪のカンフータックル? 2mジャンプ…戦慄の「野生キック」映像に波紋拡大

ウクライナ2部リーグで起きた衝撃プレーが物議(※写真はイメージです)【写真:Getty Images】
ウクライナ2部リーグで起きた衝撃プレーが物議(※写真はイメージです)【写真:Getty Images】

ウクライナ2部リーグで起きた衝撃プレーが物議 映像拡散で各国メディアが注目

 ウクライナ2部リーグで起きた衝撃プレーの波紋が広がり続けている。発端は7日のリーグ第12節FCポドカルパツキ対FKスーミの一戦だ。後半15分に一人の退場者が出たなか、その悪質なプレーが物議を醸し、映像が拡散して各国メディアに取り上げられている。

 試合はアウェーのスーミが前半25分に先制ゴールを決めた一方、ホームのポドカルパツキも前半終了間際に同点弾を叩き込んで1-1のまま後半に突入。そして迎えた後半15分に問題の場面は発生した。

 スーミ側が自陣からボールを運ぼうとした際、ポドカルパツキの23歳DFミコラ・クヴァスニーがカウンターを阻止しようと対応。相手選手との距離は2メートル以上離れていたが、猛然とダッシュして距離を詰めるのかと思った矢先、空中に体を投げ出すタックルを見せた。しかし、勢いそのままに突っ込む形となり、右足が相手の腹部を直撃。被害を受けたスーミの選手はピッチに悶絶する一幕が起きている。

 この悪質プレーで当然クヴァスニーは一発退場処分を受けており、試合はそのまま1-1ドローに終わった。試合直後からこのプレーは話題を集めていたが、動画が拡散すると、現在も各国メディアがクローズアップしている。

 英メディア「スポーツ・バイブル」は公式フェイスブックで映像を公開すると、「史上最悪のタックル」と一言添えている。また米スポーツ専門テレビ局「ESPN」アルゼンチン版は「彼は空中を舞い、カンフータックルをお見舞い。2メートル以上飛んだ」と言及。ペルーメディア「アメリカ・テレビシオン」も「野生キック」と戦慄のプレーを伝えた。

 試合からしばらく経った今も取り上げられている現状が衝撃度の大きさを物語っており、事態の収束にはまだ時間がかかりそうだ。

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