堂安律は「日本のメッシ」 伊メディアも“世界レベル”に太鼓判「最高級のテクニック」

ウルグアイ戦でA代表初ゴールを挙げた堂安【写真:田口有史】
ウルグアイ戦でA代表初ゴールを挙げた堂安【写真:田口有史】

A代表初得点を挙げたウルグアイ戦の活躍を受け、伊有名記者ペドゥーラ氏も特集

 日本代表MF堂安律(フローニンゲン)は、16日の国際親善試合ウルグアイ戦でA代表初ゴールを挙げ、南米の強豪を4-3で撃破する立役者の一人となった。その活躍は世界にも伝わり、イタリアの様々なスポーツ媒体に寄稿するイタリア人ジャーナリストのアルフレード・ペドゥーラ記者も「日本のメッシ」と熱視線を送っている。

 12日のパナマ戦(3-0)で途中出場だった堂安は、FIFAランキング5位のウルグアイ戦に右サイドハーフで先発出場。南米の強豪相手に球際でも当たり負けせず、果敢な仕掛けでゴールに迫った。

 待望の瞬間が訪れたのは、2-2で迎えた後半14分だった。日本の右CKから相手エースFWエディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン)にボールを拾われ、鋭いカウンターの危機に直面。しかし、ここでボールをカットした堂安は、すぐさま中央のDF酒井宏樹(マルセイユ)に横パス。直後にゴール前へダッシュすると、狭い守備網を縫うように駆け上がり、酒井からのリターンパスを受ける。相手の主将DFディエゴ・ゴディン(アトレチコ・マドリード)と対峙するも、左足アウトサイドでボールの軌道を変える華麗なフェイントで翻弄。直後に左足を素早く振り抜き、代表初ゴールをマークした。

 強豪ウルグアイを4-3で破る立役者の一人となった20歳のレフティーの活躍を世界が報道。カルチョの国イタリアで活動する有名ジャーナリストのペドゥーラ記者も、自身が運営するイタリアのサッカー情報サイト「Alfredo Pedulla」で「リツ・ドウアンは日本のメッシ」と特集した。

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