「気持ちいいよね」 世界を知る長友佑都も絶賛…「イケイケ」の若手日本人コンビ

MF中島翔哉(左)、MF堂安律(右)【写真:田口有史】
MF中島翔哉(左)、MF堂安律(右)【写真:田口有史】

長友も「ドリブルお化け」と称賛の中島、今冬のビッグクラブ移籍も現実味

「翔哉は2対1を作ることでシュートコースが空けばいいと。最悪、僕にパスを出してクロスでもいい。あのレベルだと、なかなかシュートまで行かせてくれない。そのために、上がるところは上がっていた。ドリブルお化けでしょ、あいつ。びっくりしたわ」

 一方、右サイドで出場した20歳の堂安も負けていない。足もとでボールを収めると、172センチと決して大柄とは言えない体格ながら、ウルグアイの選手たちと同等のフィジカルを誇示。テクニックをまじえて相手を翻弄する場面は痛快そのものだ。左の中島と同様、堂安も縦方向に果敢な突破を見せれば、得意の左足でカットインしてゴールも狙った。その積極性が自身の代表初ゴールを生んだと言えるだろう。

 日本代表の10番を背負う中島は、すでにビッグクラブへの移籍が噂されている。ドルトムントをはじめとしたドイツのクラブによる争奪戦の様相を呈していると伝えられ、パリ・サンジェルマン(フランス)やアトレチコ・マドリード(スペイン)など強豪も興味を示している模様。評価はうなぎ上りで、早ければ今冬にも移籍が実現しそうな勢いだ。

 一方、堂安はフローニンゲン1年目の昨季9ゴール4アシストをマークし、同クラブ所属の10代選手としてはバルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレスらに次ぐ3人目の8ゴール以上達成者となった。ともに欧州でのステップアップ移籍が現実味を帯びている。

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