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ウクライナのシェフチェンコ監督、思い出の地イタリア凱旋に感慨 「興奮している」
セリエAで活躍したイタリア代表相手に、1-1のドロー「満足ができるものだった」
イタリア代表は現地時間10日の国際親善試合でウクライナ代表と対戦し、1-1で引き分けた。ウクライナを率いるアンドリー・シェフチェンコ監督にとっては、感慨深い1日になったようだ。イタリア国営放送「RAI」の試合後インタビューで「母国の代表監督としてイタリアに来ることができたことに、本当に興奮している」と語った。
イタリアの港町ジェノバで開催された試合は、後半10分にイタリアがMFフェデリコ・ベルナルデスキ(ユベントス)のゴールで先制したが、同17分にウクライナはMFルスラン・マリノフスキ(ヘンク)の得点で追いついて引き分けた。
試合を終えたシェフチェンコ監督は「前半は選手を褒めるに値しない出来だった。後半は本来のプレーを取り戻し、1点ビハインドとなっても正しいアイデアでイタリアを苦戦させることができた」と振り返った。
現役時代にACミランで活躍し、セリエA得点王を2回獲得。さらにリーグやUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のタイトルを獲得したシェフチェンコ監督にとって、監督という立場でイタリアに戻ってきたことが感慨深かったという。
「母国の代表監督としてイタリアに来ることができたことに、本当に興奮している。それだけでなく、試合内容にも満足ができるものだったし、結果ももちろんだ」
イタリア代表がロベルト・マンチーニ監督の就任から6試合目で1勝3分2敗となり再建途上なのが明らかな一方で、かつて活躍した国で敵地での引き分けを手にしたシェフチェンコ監督とウクライナ代表にとっては、大きな収穫を得られた1日になったようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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