湘南×RIZAPの全貌 チーフトレーナーが語る「結果にコミットする」革新的プロジェクト

湘南とRIZAPは革新的なプロジェクトを進めている【写真:湘南ベルマーレ】
湘南とRIZAPは革新的なプロジェクトを進めている【写真:湘南ベルマーレ】

湘南×RIZAPが掲げるのは、2020年までの「タイトル獲得」と「収容率ナンバーワン」

 RIZAPは経営権取得発表の際、「湘南ベルマーレとRIZAPグループのコミット」と題して、2020年までの目標を二つ掲げている。一つが「タイトル獲得」、もう一つが「満員のスタジアム(収容率ナンバーワン)」だ。ルヴァンカップ(旧ナビスコカップ)では22年ぶりのベスト4進出を果たしており、初年度での目標達成も視野に入る。

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「湘南スタイルに携われることは、トレーナーとしても、一時期プレーヤーを目指していた人間としても思いはひとしおで、本当に楽しいです。3年以内にタイトル獲得と収容率1位を目指すなかで、走っている選手を見た時に影響を受けてサポーターが増えていってほしいな、と」

 最後に、RIZAPでトレーナー教育長も務める管野氏に、スポーツとパーソナルトレーナーの今後について訊いた。

「RIZAPとしては、パーソナルトレーナーの価値をもっともっと広めたいと考えています。日本はスポーツがメジャーでありながら、治療の分野が発達しているのに対して、体を作る分野に関してはまだまだ発展途上です。個人の課題、長所・短所を見ることができて、そこに対して処方できる役割は需要があるし、選手にとってもすごく価値があります。湘南ベルマーレはもちろんのこと、(2020年に)東京五輪もあるので日本のスポーツ界に良い影響を与えていきたいと思います」

 湘南とRIZAPが進める革新的なプロジェクトは、まだ始まったばかりだ。

 [PROFILE]
管野翔太(かんの・しょうた)/1988年5月16日生まれ。かつて柏レイソルU-18に在籍し、日本代表DF酒井宏樹(マルセイユ)ともプレー。RIZAPのトレーナーとして湘南とのプロジェクトにおけるリーダーを務める。現在はトライアスロン日本女子代表やボクシングヘビー級日本チャンピオン選手などのトレーニングも担当。

(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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