UEFAチャンピオンズリーグ（CL）とヨーロッパリーグ（EL）王者が激突するUEFAスーパーカップは11日、ジョージアのトリビシで行われた。CL王者バルセロナとELを2連覇中のセビージャというスペイン勢同氏の対戦となり、両チーム合わせて9得点が生まれる激戦となった。
　エースのFWメッシが直接FKから2得点を決めたバルサが5-4で勝利。移籍がうわさされていたFWペドロの得点が決勝点となり、見事栄冠を手にした。
　華麗なゴールショーは、開始3分、セビージャMFバネガが直接FKを決めて先制したところから幕を開けた。先制を許したバルサだったが、7分にはバネガのFKを鏡で映したかのように、FWメッシが反対サイドのゴールへとFKをたたき込んだ。メッシは15分にもゴール正面からのFKをゴール右へ蹴り込み、瞬く間に逆転に成功した。
　前半終了間際の44分にはカウンターから右サイドをFWスアレスが抜け出す。エリア内に侵入し、最後は中央へと股抜きクロス。それをMFラフィーニャが倒れ込みながら合わせて3-1とした。後半7分にはスアレスにもゴールが生まれ、昨季CL、リーガ・エスパニョーラ、国王杯を制した3冠王者が圧倒的な強さを示していった。