ポルトガル英雄FW、“セルフアシスト”から衝撃バイシクル弾! 「なんてゴラッソだ」

ロコモティフ・モスクワのFWエデル【写真:Getty Images】
ロコモティフ・モスクワのFWエデル【写真:Getty Images】

EURO2016決勝で優勝決定弾のエデル、ロシア杯で鮮烈な一撃を叩き込む

 2016年の欧州選手権(EURO)決勝で、ポルトガル代表を悲願の初優勝に導く決勝ゴールを決めたロコモティフ・モスクワのFWエデルが、ロシアで“プスカシュ賞”クラスのゴラッソを決めたと大きな反響を呼んでいる。

 現地時間26日に行われたロシアカップのFCバルチカ戦、1-2と1点ビハインドの状況でエデルが度肝を抜く一撃で試合の空気を変えた。

 エデルは相手ゴールに背を向けた状態で味方からのシュート性の速い縦パスを受けると、ワントラップ目でボールをふわりと浮かせた。するとエデルはそのまま180度反転しながら、空中で体を捻りながらジャンピングボレーシュートを放つと、鋭い弾道の一撃がゴール右隅に突き刺さった。

 英紙「デイリー・メール」は「EURO2016のウィナー、エデルが信じられないセルフアシストのバイシクルキックを決めた」と紹介。自身のトラップでボールを浮かせ、アクロバティックなシュートにつなげた一連の技術を称賛している。

 エデルはテクニカルなタイプというよりはフィジカルの強さを前面に押し出すタイプのストライカーだが、持ち前の身体能力に技術をかけ合わせた鮮烈なゴラッソを披露した。

 このゴールを見たファンも、SNS上でスーパーゴールを称賛している。

「これよりも優れたゴールを見る機会はそう多くはないだろう」
「エデルが早くも来年のプスカシュ賞の候補者になった。見飽きないゴールだ」
「アザールのゴールも素晴らしいけど、僕らのヒーロー、エデルが決めたゴールもチェックしてくれ」
「偉大なゴール」
「なんてゴラッソだ!」

 エデルの一撃で同点に追いついたロコモティフ・モスクワは、延長戦の末に3-2で勝利を収めている。EURO2016の決勝、フランス戦で優勝決定ゴールを叩き込んだエデルが、ロシアの地で強烈な輝きを放った。

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