西村主審にアクシデント!? クロアチアサポーターの怒り収まらず空港で威圧行為

「日本人レフェリーのユウイチニシムラは開幕戦でフレッジに対するクロアチア代表ロブレンのプレーにペナルティーの笛を吹き、ブラジルに利益を与えた。その彼がリオのトムジョビン空港に到着後、手荷物を待っている間にクロアチアサポーター6人に発見されてしまった」

 同局の電子版は、導入部分で西村主審の身に降りかかった、リオデジャネイロ空港でのアクシデントをそう伝えた。

 このサポーター軍団は両手で窒息死させるようなジェスチャーをしながら、主審を威圧するなど、辱めを与える行為を繰り返したという。そこでW杯の大会ボランティアであるボランティアたちが自らの体を盾にしながら、西村氏を防御したという。

 西村主審はクロアチア人サポーターの集団と同じ飛行機だったが、着陸するまで気付かれなかったという。出迎えのボランティアが「Nishimura」という名前入りのカードを掲げながら、ゲート付近で待っていたために、過激なサポーター集団としても有名なクロアチア人はピンときたようで、勝敗を左右するPKを 与えたレフェリーに対する威圧行為に出たもようだ。

 西村主審はボランティアの警護で空港内を乗り切り、FIFAの車に乗り込んだ。最終的に難を逃れることができたと報じられている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

 

 ※ワールドカップ期間中、サッカーマガジンゾーンウェブが記事内で扱うシーンやデータの一部はFIFAワールドカップ?公式動画配信サイト&アプリ『LEGENDS STADIUM』で確認できます。
詳しくは、「LEGENDS STADIUM 2014 – FIFAワールドカップ公式動画」まで

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