本田がミラン改革宣言 「僕らは変わらなければいけない」

言葉よりもハードワークで

「僕らはハードワークを続けていなければいけない。もちろん、昨シーズンから変わらなくてはいけないということに、疑いはない。僕自身は、何かを話すよりもハードに仕事をしていくことだけだ」
 そして、今季のプレーについて力強く宣言した。
「僕はサポーターを満足させたい。ミランとサポーターに対して、できる最大限のことを尽くすことを約束します」
 イタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラや、元スペインU-21代表MFスソ、場合によっては昨季のチーム得点王であるフランス代表FWジェレミー・メネズともトップ下のポジションを争うことになる。その一方で、シルビオ・ベルルスコーニ会長はパリ・サンジェルマンのカリスマFWズラタン・イブラヒモビッチの獲得に執念を燃やしている。
 ミランで「背番号10」を背負う本田がミラノで過ごした間、ミランは2シーズン連続で欧州のカップ戦出場権を逃すという最悪の時を過ごしている。サポーターは失望し、メディアの懐疑的な視線は栄光の背番号に厳しく突き刺さる。だが、ライバルたちを跳ねのけて「自分の家」と語るトップ下に君臨することだけをまっすぐ見据えていた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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