レアルが新ストライカー獲得!? セビージャ移籍合意の“生え抜きFW”強奪を検討か
下部組織出身のマリアーノ、昨季リヨンで21得点を挙げて覚醒
レアル・マドリードは今夏、ユベントスにポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを放出した一方、これまで報道されてきたパリ・サンジェルマンのFWネイマールや、FWキリアン・ムバッペといった大物ストライカーの獲得は実現していない。エースを失っても開幕2連勝と自慢の攻撃陣は好調を維持しているものの、移籍市場閉幕の大詰めになって重い腰を上げようとしている。セビージャ移籍で合意したというリヨンのドミニカ共和国代表FWマリアーノを強奪する可能性が浮上した。スペイン地元紙「マルカ」が報じている。
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スペイン生まれのマリアーノはレアルの下部組織出身で、2016-17シーズンにはトップチームでリーグ戦8試合1得点の成績を残したが、昨季からリヨンへと完全移籍して5年契約を結んでいた。
そしてリヨンで大ブレークを果たす。昨季は21ゴールを挙げ、プレミアリーグから移籍金7000万ユーロ(約90億円)のオファーが届いていたが実現せず。だが、ここにきてリーガ凱旋に傾いているようだ。ドルトムントの日本代表MF香川真司の移籍先候補としても報じられているセビージャと、移籍金3500万ユーロ(約45億円)でクラブ間合意に達したという。
リヨンは、48時間で買い戻しを検討できる契約になっているレアルに、このセビージャとの取引を通達。セビージャ移籍の場合は、移籍金の一部として1200万ユーロ(約15億6000万円)を手にし、買い戻し時には2500万ユーロ(約32億5000万円)を支払うことになるようだ。“白い巨人”は、フランスで覚醒した生え抜きの25歳をライバルへと手放すのか。それとも強奪を選択するのか。そのタイムリミットはわずかだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)