初先発のベティス乾貴士、好機演出も得点絡めず スペイン紙は“星一つ”の低評価

ベティスの日本代表MF乾貴士【写真:Getty Images】
ベティスの日本代表MF乾貴士【写真:Getty Images】

敵地アラベス戦に移籍後初先発も0-0に終わる

 ベティスの日本代表MF乾貴士は、現地時間25日に行われたリーガ・エスパニョーラ第2節アラベス戦で移籍後初の先発出場を果たし、後半途中までプレーしてチャンスメイクした。試合は0-0のスコアレスドローに終わっている。

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 開幕戦で0-3と完敗したベティスは、フォーメーションを3-4-2-1システムにしてキックオフを迎えた。そのなかで乾は、現状のベストポジションと見られる左シャドーでの起用となった。

 すると前半3分、ロングボールに対して抜け出した乾がペナルティーエリア手前付近で中央へとカットインし、右サイドを走り込んでフリーのDFフランシスにパスを通しチャンスを創出した。

 その後もベティスが主導権を握るなか、同30分には乾にもチャンスが訪れる。丁寧なビルドアップから縦パスを受けたMFカナレスがテンポ良く左にはたくと、そこに走り込んだ乾が相手マーカーを背負いながらも右足でコントロールシュートを放つ。相手GKも届かない絶妙のコースに見えたが、シュートはゴールポストわずか右へと外れた。

 その後も精力的なプレーを見せた乾だったが、後半16分に最初の交代でMFトニー・サナブリアと交代。試合はそのままスコアが動かず、ベティスは勝ち点1を得るにとどまった。

 シュートチャンスに絡んだ乾だったが、スペイン紙「マルカ」の評価はやや厳しいものとなっている。星3つが満点の中でGKパウ・ロペス、MFカナレスが星2つの評価を得ている一方、乾は星1つとなっている。ポルトガル代表MFウィリアム・カルバーニョ、DFマルク・バルトラら主力も同じく星1つにとどまっているものの、リーガ屈指の名門で高評価を得るためには、ゴールやアシストなど明確な結果を残すことが求められそうだ。

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