ベルギー移籍の浦和DF遠藤、海外初挑戦に意欲 「ボランチでやりたいと伝えてある」

「日本人で固まり過ぎても良くない」

 25歳の遠藤にとって、MF森岡亮太(アンデルレヒト)やFW久保裕也(ヘント)が活躍するベルギーリーグへの移籍のチャンスを逃すわけにいかなかった。新チームではDF冨安健洋や、浦和でチームメイトだったMF関根貴大と共闘することになる。「関根と一緒にやるのは何かの縁だし、冨安もいるのは心強いけど、日本人で固まり過ぎても良くない」と、海外の選手を含めて積極的にコミュニケーションを図りたいと語った。

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 すでにチームとは、ボランチとサイドバックを候補のポジションとする方向で話が進んでいるという。そのなかで遠藤は、「自分の気持ちはボランチでやりたいと伝えてある」と、浦和時代から臨み続けてきたポジションでの勝負を目論む。

2年半の浦和在籍の間に、初年度はルヴァンカップ決勝の最後のキッカーとしてPKを決め、翌年にはAFCチャンピオンズリーグ制覇の大きな力になった。「思い出に残っている」というタイトルを置き土産に、リオ世代のキャプテンは欧州での挑戦に向かう。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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