日本が世界15位! 米メディア「馬鹿にできない」…W杯32カ国「最終パワーランキング」

監督解任からわずか2カ月でベスト16の結果に称賛

「彼らはいつも笑みを浮かべながら、スピーディーでテクニカルなサッカーを貫いた。タカシ・イヌイとガク・シバサキが中盤に君臨した」

 グループリーグ第2戦セネガル戦(2-2)で1ゴール1アシストのMF乾貴士は、ベルギー戦でも世界的GKティボー・クルトワから無回転シュートでネットを揺らした。その働きぶりから、海外メディアでは今大会のブレイクアウト・スターに選出されており、米メディアからも認められた形だ。

 その一方で攻撃のタクトを振るったMF柴崎岳も注目を浴びている。長短のパスを散らして攻撃を組み立て、守備でも素早いプレスでボール奪取を狙いつつ、危険なスペースを埋めるなど危機察知能力の高さも発揮。日本に欠かせない存在へと成長を遂げており、今大会で最も評価を高めた日本人選手の一人と言って差し支えないだろう。

「日本は今大会で衝撃の快進撃をやってのけ、ベルギー戦でも2点のリードを奪ったが最後は屈した。それでもロシア到着前の曇っていたムードを考えれば(4月に監督を解任)、サムライブルー(日本)がやり遂げたことを馬鹿にすることなどできない」

 バヒド・ハリルホジッチ前監督の電撃解任で揺れたが、西野朗新監督の下で一致団結。大会前の下馬評を覆す進撃を見せ、日本は一転して評価を高めたようだ。

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