クロアチア代表DF、イングランド撃破で決勝進出の要因分析「精神面で強かった」

クロアチア代表DFロブレンは、イングランド代表よりも「精神面で強かった」と勝利の要因を分析している【写真:Getty Images】
クロアチア代表DFロブレンは、イングランド代表よりも「精神面で強かった」と勝利の要因を分析している【写真:Getty Images】

延長戦の末に2-1でイングラドに勝利、クロアチアDFロブレンが白熱の激闘に言及

 クロアチア代表はロシア・ワールドカップ(W杯)準決勝イングランド戦で延長戦の末に2-1と勝利し、同国初の決勝進出を果たした。リバプールでプレーするDFデヤン・ロブレンは、イングランドよりも「精神面で強かった」と勝利の要因を分析している。英紙「テレグラフ」が報じた。

 モスクワのルジニキ・スタジアムで両者の白熱した戦いが繰り広げられた。前半5分にイングランド代表がDFキーラン・トリッピアーの直接FKで先制に成功すると、クロアチアも後半23分にMFイバン・ペリシッチの同点ゴールで試合を振り出しに戻す。互いに一進一退のまま延長戦に進むと、延長後半4分にペリシッチが頭でつないだパスをFWマリオ・マンジュキッチが決め、これが決勝ゴールとなった。

 この激闘を制したロブレンは「クロアチア国民と世界中の人々は、我々は新たな歴史を作ったと考えていると思う」と語り、「120分間の試合を3度しながらイングランドよりフレッシュな足を持っていた。特別な歴史です」と勝利の喜びを表現した。また試合の勝敗を分けた要因についてロブレンは、このように振り返っている。

「両者の違いはメンタルだった。僕たちは歴史を塗り替えられることを知っていて、それを成し遂げるために戦ったんだ。そして僕らにはあと1試合残っている。ただ、今から20年経っても、人々は1998年のチーム(準決勝でフランスに敗戦)だけでなく、僕らのことを覚えていてくれるはずだ。これが僕が望んでいたものであり、僕が誇りに思う理由だよ」

 決勝戦ではフランスと激突するクロアチア。最後の試合を制すことで、世界中の人々が忘れることのない歴史を作ることができるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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